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ラルヲタが送る日常

【感想】実写版「鋼の錬金術師」を見て改めて原作の面白さを思い知った


※ネタバレ注意

Contents

見る前までの印象

今日、ついに話題の実写版鋼の錬金術師を見てきました。

結論から言うと酷かったです。
だいぶ酷かった。

僕は小学生時代に「ハガレン」と出会い、どハマりしてからは人生のバイブルです。

そんな作品が実写化されると聞いて、まずは圧倒的な地雷臭を感じました。

「あぁ、絶対残念な映画になるだろうな」と。

もちろん評価もかなり低かった。
だがとりあえず見てから物申さねばと思い、1000円を無駄にする覚悟で見に行きました。

そもそも僕は実写化アンチではないのですが、やはり二次元には二次元の良さがある。そう考えています。
生身の人間が演じることでより深みが出ることもあるでしょうが、漫画の良さと言うのは「絵とセリフ」のみで完結するところにあると思います。

自分の頭の中で「このキャラはこんな声で〜」、「このシーンはこんな風に〜」、「この声優さんの声それっぽいなぁ〜」

なんて、自分で脳内補完しながら読むのが楽しいんだと僕は思っています。


ですがそれはそれ。
実写は実写で別の楽しみ方があると思います。

それはズバリ

目を閉じてセリフだけを聞くスタイル
です。

大体の実写映画が単行本20冊くらいの長い長いストーリーを2時間という短い間にまとめなければなりません。

なので必然的に総集編っぽくなるのです。

何を言いたいかというと

実写映画を楽しむには1000円払って映画を見ながら原作を思い出すしかない

ということです(あくまで僕個人の意見です)。

何故か。
大体実写は酷いから。

そのままの映画を見るには辛すぎる2時間であることがほとんどです。
なので新しい楽しみ方を探し出すしかありません。


しかし今回の鋼の錬金術師も、部分部分で良い点がありました。

今回の記事は「実写版鋼の錬金術師」の良かった点と残念な点について書いていきます。

序盤

良かったところ

リゼンブールの再現度

これは圧巻だった。
あの漫画で読んだリゼンブールそのままで感動した。
少し丘にできているところとか完璧だった。
もう少し映して欲しかった。

CGのクオリティ

これも凄かった。
錬金術という表現が難しそうなエフェクトを見事に再現していると思いました。
たしかにそこに錬金術があった。

タッカーのヤバい奴感は出てた。下衆さもgood

でもこれは大泉洋
ただの大泉洋だった。

悪かったところ

本田翼が本田翼でしかない

これもただの本田翼。
エルリック兄弟with本田翼。
ウィンリィはいなかった。
ゲスト出演本田翼だった。
尚演技力。

ちなみに本田翼としてはかなり可愛かったと思う。

大佐のエルリック兄弟に対しての態度に違和感

序盤の大佐の態度には疑問しかなかった。
大佐はもっと理解ある人物だから簡単に諦めろなんて言わないはず。
原作読んだ?

ちなみに大佐は火炎放射器ではありません。

エドがアルの魂を鎧に定着させるシーン、少年期ではなく山田涼介の謎

これはなんだったのか。
途中から夢をみていたのはわかったが、どこまでが夢なのか、、、アレマジでなんだったのか、、、
本当にわかんねえ、、、誰か教えてクレメンス

中盤

良かったところ

ヒューズ中佐だけはマジでヒューズ中佐

これは断言できる。
ヒューズ中佐は本当に、ヒューズ中佐だった。
間違いなくそこにヒューズ中佐がいた。
アリシアを愛でるヒューズ中佐を見たかった。

ラストも結構クオリティ高め

ラストはビジュアルも声も演技も最高レベルだった。
こういうのが実写化の醍醐味なのかなと。
でもここまでのクオリティはある程度歴の長い俳優じゃないとなぁ、、、難しいな実写

悪かったところ

エドワード怒鳴りすぎ。もう少し落ち着いて

エドワードほんとすぐ怒鳴る!!!
あいつたしかに激情するところあるけどそんなしょっちゅうならんて、、、仮にも天才ぞ、、、?
原作読んだ?

マルコーがただの情報提供おじさん

マルコーもっと活躍できるキャラなのに時間の都合上賢者の石の情報を提供するだけしてフェードアウトして行った

ちょっとかわいそうドクターマルコー

途中で「絶対ココ日本だよね?」ってシーンがあった

新宿御苑?ってとこがありました。


終盤

良かったところ

ヒューズ中佐の最期は本当に素晴らしかった

ヒューズ中佐が亡くなってしまうのは本当に辛いシーンだし泣いたけど、あそこは本当に原作に忠実なシーンだった。

ロス中尉じゃなくてロイだったけど、それはそれでありえる話だから違和感はなかった。
ヒューズ中佐が出て来るシーンは文句なし。

タッカーの圧倒的噛ませ犬感も良かった

タッカーが暴れるだけ暴れてラストに秒殺されたのは笑いを禁じ得なかった。

「いやお前死ぬんかーーーい」とツッコまずにはいられなかった。
面白かったからよし。

CGと実写の融合が良くできていた

日本の技術の高さを感じた。
なるべく自然にCGを溶け込ませていて、本当に錬金術チックだった。

悪かったところ

アルがタッカーに捕まっている時、心理見た後なら抵抗できたのでは、、?

これ言っちゃダメかなぁ、、、、、
でも思っちゃったんだよなぁ、、、、
なんでアル黙ってんの、、、って

終盤はただのバイオハザード(尚物語への影響は皆無。ただのCGの無駄遣い)

将軍が暴れるだけ暴れて死ぬ前に残した産物。
ただの盛り上げ役。
正直将軍とゾンビ共はいらなかったなぁ

クライマックスは「焔の錬金術師」にタイトルが変わったのかってくらい大佐が活躍していた

最期はただマスタングが燃やし尽くすだけだった。
主人公棒立ち。
たしかに原作にもそのようなシーンはあったが、もっとエドワードにも活躍させてあげて欲しいなぁ、、、とも思った
どうせ第二弾やるんだからその時に大佐活躍させればいいのに

エンヴィーはもっと醜くあるべき。人間への嫉妬心が無かった

エンヴィーもすぐ死んだ(容れ物)。
エンヴィーはもっと醜い存在なのに、ただカッコつけて死んだ。
ヒューズを殺すためだけのエンヴィー(変身能力)だったんだなって感じ。

本当マジでエンヴィーいらないからヒューズ生かして欲しいわ涙涙

俺たちの戦いはこれからだエンディング

結局コレ。

実写映画は結局コレ。
ある程度キリがいいところまで行ったら無理やり終わらせる。
だから嫌い。

主題歌のコレジャナイ感

なんなのこれ。
ハガレンってダークファンタジーだぜ?
なんなんこの明るいだけの曲は。

曲自体は否定しないけど、ハガレンの主題歌としては無い。

総評

全体的に残念な部分が多すぎた映画だった。

一つ言えるとしたら、
日本のCGマジすげぇぞ
と。
日本の技術マジすげぇぞと。
何でもかんでも実写化するのはやめて欲しい。

そしてこの作品を見ることによって、改めて鋼の錬金術師という漫画の面白さ、素晴らしさ、偉大さを思い知ることができます。

1000円という金額の大きさを思い知ることができます。

以上のことから、私は胸を張ってこの作品を見ることをお勧めします。


ひとこと

俺の大好きなハガレンがブチ壊された感覚です。

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