ドエルのBlogger's High

ラルヲタが送る日常

【後篇】黒ミサ 曲の感想を述べるの巻

f:id:ciel_htky_666:20171226175549j:plain
今回はただの神セトリの感想文です。

Contents

本当にただの神セトリだった

こんにちは。
昨日は黒ミサの感想文を書きましたが、曲とセトリについては触れなかったので今回はそれについて書かせていただきます。

まずは良かったのか・悪かったのか
結論から言うと
最ッッッッッ高でした!!!

もうたまらんセトリでした。
ご覧ください!
黒ミサのセトリです!!
f:id:ciel_htky_666:20171224141537j:plain

いやこれたまらんて!!!

以前よりHYDEソロのroentgenから何曲か演奏するんだろうなぁというのは判っていたのですが半分roentgenから演奏してくれるとは、、、!!!

だって聞いてくださいよ、roentgenというアルバムは2002年に発売されたんですよ???
15年前ですよ??

僕まだ三歳ですよ??多分まだ二足歩行してたかどうかですよ??

その頃のhyde様のおつくりになられた曲を拝聴できる神イベント
それが黒ミサです。

どうです?最高でしょう?

最高でしたよ。

簡単にではありますが一曲ずつお気に入りの歌詞とともに感想を書いていこうと思います。

個人的感想・褒め倒しの巻

WHITE SONG

まず最初に言っておきましょう。
僕はこのコンサートでWHITE SONGを聞きたいなと思っていました。
ソロの中でも圧倒的にきれいなメロディ「。
そしてLike diamondsの掠れるような、それでいて力強いファルセット。

2002年の音源であれほどきれいな歌ならば、いったい今歌ったらどれほど感動的なのか。
想像に難くありませんでした。

しかしやはりそこははいど様。
こちらの予想など簡単に裏切ってくれる。(もちろんいい意味で)

思っていた数億倍良いものを見せていただきました。

UNEXPECTEDで入場してきたはいど様はそのままWHITE SONGへ。

ストリングスが心地よく颯爽感のあるイントロを奏で、9小節目で力強く「Breath」なんてささやかれた日には間違いなく耳は幸せに包まれ天へと舞っていく行くでしょう。

個人的に一番好きなところは「Once again」のところでして、、、
once againが聴けただけでもうだいぶ満足!!!
こんな感動がまだあと2時間も残っているのかと思ったらすでに泣きそうでした(笑)

しかも黒ミサのはいど様、滅茶苦茶うまい。

え!?はいど様ってこんなに歌が上手だったっけ!?
ってなりましたもん!

いやもちろん今までも上手かったしそういう意味ではなく、
歌に込められた思いや伝えようとする意志みたいなものをビシビシ感じました。

「ああ、はいど様はこの黒ミサに特別な思いを持っているんだなぁ」と。

だからこそ本当に着席型でよかった。
歌だけに集中することができるから。

そう思うとこれからどんな曲が待っているのか、どんな曲で泣かせてくるのか
とても楽しみになりました!

SECRET LETTERS

これもroentgenからです。

少しダークな曲調です。
この曲から選ぶ言葉は
「想いには羽がある」です。

なかなか思いつくような言葉ではありません。
はいど様という人間は、独特の感性を持っている方だと思っています。

それも変ではなく、とても文学的というか、深さを感じられるのです。
これをうまく言葉にできないのが悔しいですが。。。

心は羽ばたくのファルセットは注目でした。

遠い地の故郷を思い出す。
そんな情景が浮かぶ曲です。

ANGEL'S TALE

この曲は序盤は低めでアコギのみで演奏されます。

この曲から選ぶ言葉は
「あの降り注ぐ雪のヴェール」です。

雪の!!!ヴェール!!
言葉の!!センスが!!たまらん!!!

雪をヴェールに例えるあたりはいど様のセンスを感じますよね。

はいど様はにあこがれや強い思い入れのようなものを持っているそうです。

というのも、はいど様は和歌山県出身なので、比較的暖かい地域で過ごしてこられたことになります。
それゆえ、滅多にみられない雪に特別な感情を持っているのかもしれませんね。

ANGEL'S TALEはroentgenの中でも強く冬を連想させる曲です。
黒ミサの会場でもおっしゃっていました(笑)

YUKIちゃんのギターもとっても繊細で奇麗な音でしたね。

THE CAPE OF STORMS

この曲は他の曲に比べて力強く、映画音楽のような曲です。

歌詞は愛を失ってしまった男の人が激しい喪失感を表現している感じです。
心を荒れ狂う波に狂ったように揺れる幽霊船に例えているのではないでしょうか?

The taste of sinというのもはいど様感がありますよね、、、罪の味、、、

オーケストラの演奏がとっても映える一曲でした。

EVERGREEN

お馴染みエバグリです!!!
HYDEのソロと言ったらエバグリだ!!
ってくらい有名な曲ですよね!

このエバグリも黒ミサアレンジで生まれ変わっていました。

ストリングスの美しい旋律に乗せてはいど様の歌声が響きます。

好きなフレーズは「近づく終わりに言葉ひとつ言い出せない」のところですかね、、、

roentgenの曲はHYDE節が効きまくってて最高です、、!

黒ミサでは少しスローに歌っていて、綺麗な低音が響いていました。

SHALLOW SLEEP

ソロの中でこの曲が一番好きだと言う人も多いのではないでしょうか?
日本語に訳すと「浅い眠り」
そのままです!サビで「浅い〜眠り〜」って言いますもんね(笑)

シャロスリも黒ミサではテンポを下げていました。
全体的にゆっくり目でした!

シャロスリから好きなフレーズを挙げるならば
「I see you until I wake from shallow sleep」ですね!

ライブだとすこししゃがれた声で歌うのですが、それがまた良い。
シャロスリはラルクでやっても似合いそうだなとも思いますが、、、
やはりroentgenの曲のイメージが強いですね(笑)

Forbidden Colours

きました!Forbidden Colours、、、
これ本当に「黒ミサ」って感じでしたよ。

イメージ通りというか、、、
もとは坂本龍一が作曲した戦場のメリークリスマスのBGMだったのですかね?確か
禁じられた色彩、、、Forbidden Colours、、

デヴィッド・シルヴィアンが歌うForbidden Coloursももちろん素敵です。声も低く渋くて深みもある。

ですがやはり僕はHYDEが歌ったForbidden Coloursを推したいと思う。

もともとはいど様はデヴィッド・シルヴィアンに強い憧れを抱いていたとか。
「もうデヴィッド好きすぎてデヴィッドになりたい」
ってくらい(笑)

そんなはいど様があれだけの熱量を込めて歌われるんですからもう最高ですよ。

黒ミサのはいど様の歌には、他にはない「広がり」がありましたからね。
抑揚や強弱がとてもナチュラルでもう、、、、もう、、、

ああ、、たまらん、、、

DEPARTURES

言わずと知れた名曲DEPARTURESをやってくれました!
もともとglobeの曲で、2年前にglobeとしてトリビュートアルバムを出す際に小室哲哉から直々にお誘いがあったとか、、、
当時高1だった僕は学校の昼休みの時にYouTubeに投稿されたHYDEDEPARTURESを初めて聴いて、もう鳥肌立ちましたね。
hyde専用にアレンジされていて、もはや違う曲かと思うくらい(笑)

そんなDEPARTURESが今度はオーケストラアレンジですからね。たまんないですよ。
しかし本当にはいど様の歌声はオーケストラ映えしますよね、、、聞いていて楽しすぎますわ(笑)

VAMPIRE'S LOVE

ここから折り返し地点でしょうか。

VAMPSの中でも1番ラルクを感じる一曲かと思います。
VAMPIRE'S LOVE(以下VL)はPVが映画ですからねあんなん。
はいど様の世界観そのものだと思いました。

ライブの時はいつもピアノソロから入ります。
僕はunpluggedの時のVLが本当に好きで。

YouTubeにあるVLを毎日のように聞いています。
そんな曲が生で聴ける。

こんな幸せで俺明日死ぬんじゃねえかな?と思いましたが生きています。

しかも!!!
今回は僕好みのアレンジだったんです!!!

どこか!!それは
「今でも〜〜〜〜」のところです。

ここをいつもなら「お〜おぉ〜お〜」と繋げるのですが、今回はロングトーンでやってくれました、、!!!
これが本当に嬉しくて嬉しくて、、、

嗚呼、俺が聴きたかったVLだ、、、と1人感動していました(笑)

Hurry Xmas

さぁここでスペシャルゲストkenちゃん登場!
登場するなり即ジャケットを脱ぐあたり本当に好きです。
葉加瀬太郎なんて言わせない。

クリスマスについてのトークを軽く済ませ、いよいよけんちゃんとの演奏です。
一曲目はHurry Xmas
ハリクリです!
けんちゃんが入って一気に楽しそうになったはいど様。

音楽の神様が現れたのでしょうか?
何かのスイッチが入ったかのようでした(笑)

ラルクの中でもオーケストラが似合いますよね、ハリクリは。

裏拍で手拍子をしました!!

winter fall

ラルクの冬の代名詞ですね。
よく冬落ちなんて略され方をしていますが、僕はずっと冬秋だと思っていました。。。

さて、そんな冬落ちですがけんちゃんのギターがとっても映えます。
もうけんちゃああああああああああんんんんんん!!!

って皆なってましたもん。
というか僕がなってましたもん。

はいど様は冬って暖かいと言っていて、けんちゃんはよくわかんねって感じでしたが、冬落ちのギターソロの音はとっても暖かいですよね!(笑)かあいー!

MY HEART DRAWS A DREAM

けんちゃんのオ○ニータイムです。

いつもの「フォォォン」ってサウンドが流れた瞬間に察しますよね。
マイハー来たわ。って

けんちゃんはいつもここで楽譜に捉われない、自分のその時の気分で気持ちよくギターを奏でます。

そのときの表情がとってもイッてるので、オ○ニータイムと称されます。(笑)
ちなみに今回は2回くらいイッてました。

いつもの会場全体での「ゆめ〜を〜えが〜く〜よ〜」タイムもゆっくりで、このタイミングで涙が溢れました。

そこにラルクを見たような気がして。

叙情詩

ストリングの伴奏から入ります。

僕はここであれっ!?
と思いました。
なんか叙情詩っぽくね!?と(笑)
相方さんに連呼しました、これ叙情詩じゃね!?と(笑)

どこだったか、、、MSG公演だったか、、
どこかで聞いたメロディそのもので、そのとき叙情詩が浮かびました。
まさかやるとは思いませんでしたが(笑)

はじめての生叙情詩は圧倒的でした。

a silent letter

これソロでやるんだ!?!?
何年振りよ!?!?
え、これソロでやるんだ!?!?

って思いました。
だってやるとは思わないもん、、、

最高でしたよ。けんちゃんが暴れまくってました。
でもなんだかroentgen感あったというか。。。
うん。roentgenを感じた。
皆さんは感じました?(笑)

forbidden lover

forbidden loverが、、、、、きた、、、、、
嘘だろ、、、、1年に2回聴けるだと、、、、、、、

やっぱ俺そろそろ死ぬわ。そろそろ限界が近い。

そう思った。

でもやっぱりイントロのスネアはユッキーだね!タイト感が足りんよ!感動したけど!!

黒ミサほんま楽しいなぁ〜〜、、

オーケストラで演奏すると、壮大な世界観が4倍くらいに跳ね上がりましたね。
映画を見ているような気分でした。
曲なのに(笑)

雪の足跡

ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!!!!!
シアキスのDVD見てからずっと!!ずっと聴きたかった!!!雪の足跡が!!キター!!!!!

って感じでした。

だって、、、ラルクでやらないんだもん、、、
冬シーズンと言ったらこれだよ、、、これが聴きたかったんだよ、、、

2日目では 「足の雪跡」 とか言っちゃったらしいですがwww

可愛いですね、たまらんですね。冬って楽しいですね。

星空

うっそだア゙ア゙ア゙ア゙ア゙星空ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙やばア゙ア゙ア゙ア゙ア゙

って泣いてました。なんかもう死にました。

あと後ろの黒幕よ!!!黒幕オメー良い仕事すんじゃねえかと

後ろ真っ黒なのは雰囲気づくりのためかなー?と思ったら!!!星空にすんのかよ!!!最高だよ!!!演出考えたの誰だよ!!!

ものの見事に涙腺が決壊。
ドバドバドバドバ涙が溢れ幕張は湖となりました。

しかも原キーで歌うんだもん、、、しかもけんちゃんソロめちゃくちゃ最高なんだもん、、、泣いちゃうよね、、、仕方ないね、、、

最高のエンディングでしたよ、、、、もう何も考えられねえ、、、

未来世界

全員でやる演奏は星空が最後と言われ

「「「?????」」」となったのは僕だけじゃないはず。

星空が終わって完全にもぬけの殻になった僕の体から魂が抜けようとしたその瞬間、はいど様が口を開きました。

「みんながよく眠れるように未来世界を歌います」

、、、、、

、、、、、、、、

、、、、、、、、、、、

ぶわっ。゚(゚´Д`゚)゚。

未来世界、、、、、幼い頃(生で聞けることを)夢見ていたあの未来世界だと、、、、?

泣いた、、、泣いたよ、、、、泣いたぜ、、、

バンマスのピアノとはいど様の歌のみで奏でられる未来世界は、ラルクの未来世界とは全くの別物でした。

より幻想的に、より未来世界してました。

ああ、もう何も思い残すことはない。
黒ミサ、最高のライブだった。

けんちゃんが6曲近く演奏してくれたのも最高に嬉しかった。

ありがとう、ありがとう、、、、

泣いた。

まとめ

号泣しまくった黒ミサでしたが、ラルクの曲を半分やるとは思いませんでした。

はじめて聞くオーケストラでのラルク

こんなにも違う音楽になるのかと。

今までずっと聴いてきた「ラルク」を、いい意味でぶっ壊してくれたなと思いました。
ラルクの曲は色んなアレンジで楽しめるんだと。

例えばオルゴールなんかも良いかもしれません。
例えばピアノソロでも良いかもしれません。
アコギ一本でもきっとステキな仕上がりになるでしょう。

でもやっぱりそれは、原曲が一音一音緻密に考え抜かれた、最高の曲だからに違いないと、僕はそう思います。

原曲が良いから、どんなアレンジの仕方でも意外とハマる。
原曲がいいから、いつ聴いても感動できる。


L'Arc〜en〜Cielって本当にすごいバンドだと改めて痛感させられました。

そんなラルクの音楽に感動し、ファンになれたことを誇りに思います。

なんだかラルクの感想文みたいになってしまいました(笑)

ひとこと

黒ミサグッズ、鯖落ちヤバかったですね(血涙)